厚労省検討会でまとめ作業が進んでいる、あん摩マッサージ・はり・きゅう・柔道整復の、いわゆる「あはき・柔整」分野における広告の適切な在り方を示す広告ガイドラインがまもなく出来上がり、新たな広告規制が始まろうとしています。
今回は、法律改正はないものの、問題の多い広告の現状実態を踏まえ、法に基づいた広告可能事項の広告可能な範囲を整理し直すとともに、インターネット上のウェブサイト等については、①誘引性、②特定性、③認知性の3要件を満たした場合には広告として取り扱うと定義、虚偽・誇大な内容等のホームページに掲載すべきでない事項と、療養費の対象とされない通常必要とされる施術内容、費用、リスク等のホームページに掲載できる事項の二つに分けて対応していく、という方針が打ち出されています。
eヘルス協議会では、いち早くこうした動きをとらえ、広告チェック等の対応を迫られている各施術施設の担当者や広告関係の方を対象に、ガイドラインの内容や対応策をわかりやすく解説する「あはき・柔整広告ガイドライン講習会」を開催させていただきます。
※2020年からのコロナの感染拡大の影響により、厚労省の検討会が2019年11月14日を最後にまだ再開されない状況ですが、再開後はこれまでの流れで進んでいくかと思われますので、早めに準備を始動させていただきます。